AG−YAMAHA
ヤマハのサイトで確認できるのが、このAG−YAMAHA。AGと付いているので農業向けとして作られたと思われる。排気量が記されていないので詳しいことはわからないが、スタイルやクランクケースの形からAG175のベースになったAT−1に似ている。
泥対策のためだろうか?エンジン部分にはカバーがかけられている。リヤの大きなマッドフラップやチェーンカバーなど農業バイクの基本は装備されている。このバイクはオセアニア・ヨーロッパへ輸出されたらしいです。 |
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AG100
ヤマハのAGシリーズの中で一番の歴史を持つのがこのAG100。1974年から製造されているみたいだが、現行モデルは1980年から製造販売され現在も製造されているので、歴史ある機体です。
NZのサイトには「フィールドでのテストは1979年から始めたけど、今も調子いいよ!」みたいなことを書いたページがあった。
ベースはMR80をベースにしている。エンジンは2ストローク・空冷単気筒で、100ccモデル。
国内では、極まれに流通しているようだが、AG200以上にレアなバイクであろう。
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AG175
AG100とともに1974年誕生したAG175。やはりこちらも2ストローク・空冷単気筒エンジン175cc。DT125がベースになっている。
残念なことに、1990年台はじめに製造中止になっている。世界のサイトを調べると、まだ多くのオーナーが存在していて、古いパーツがオークションなどで取引されている。 |
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AG200 EUROPE
AG200の歴史がこの機体から始まりました。オセアニア向けとほとんど変わりは無いと思われるが、マフラーの排気口が日本版と同じような形になっている。ヘッドライトの形がは日本版のものと違うように見える。
この後ヨーロッパモデルはヤマハのサイトで確認できない。 |
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AG200 OCEANIA
日本版のAG200とほとんど違いがないように見えるが、日本版との違いはスピードメーター・ヘッドライトの形・マフラー排気口の形・ホーンの取り付け位置などが違う。海外使用は最初から右側のサイドスタンドが付いている。
モデル名はAG200L |
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AG200 JAPAN
こちらが我ら日本版AG200。輸出向けをベースに、日本風にアレンジされた機体。細かい違いはAGの比較のページで紹介しているのでそちらで確認してほしい。日本ではトレイルとして売っているので、タイヤがユニバーサルパターンのタイヤなので、少しやさしい感じになっている。
カラーの名前はコンペティションイエロー。
形式は1FE |
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AG200 OCEANIA
カラーが変更されて、形式も3GXと変わった。エンジンや装備に変更は無いが、AGのロゴのグラフィックも変更されている。
日本国内でも極稀だが流通している。
この機体から形式が3GXに変わったと思われる。
モデル名はAG200W |
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AG200 OCEANIA
エンジンなど主要部分の変更は無いが、AGのロゴデザインが変更されている。ヤマハのサイトでは1年しか歴史が無いようになっているが、アフリカや南米向けのサイトではまだ出ていたりするので、AGの歴史では一番長いカラーリングになるのではないか?
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AG200 OCEANIA
このサイトの管理人が所有するのがこの機体。
電装が12V化されたり、セルスタートが装備され、前輪も21インチ化されるなど、大きくモデルチェンジされた。AGのロゴも変更された。
AG200F
ヤマハの輸出車を逆輸入して販売しているプレストコーポレーションが取り扱っていたので、比較的多く存在する。
しかし、このカラーは2年ほどしか製造されていない。
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AG200 OCEANIA
モデルチェンジをしたAG200Fから大きな変更は無く、カラーのみヤマハブルーに変更された。車種名はAG200Eとなってる。1999年から2019年現在まで仕様やカラーの変更は無くこの仕様は長く販売されている。
アフリカ地方へはフロントが19インチのホイールで、セルなしのキックスタート仕様の初期型のタイプが今も販売されている。新興国に低価格で維持費も安く済むようにというニーズに合わせたからではないか?
個人輸入か業者によるものか分からないが、日本にも極少数存在している。 |
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海外版のヤマハサイトでは、ヤマハブルーの機体が今も載っているが、オセアニアサイトには、AG200・100と共にTTR230AGの姿がある。車種名にAGが入っているのでヤマハの新たなAGバイクだと思われる。
そして、新たに2017年にはAG125が発売されている。
今後も、ヤマハのAGシリーズの歴史が変わっていくのだろうか? |
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